まだ死ねない
2019/3/6
夕方
東京の主人の姉からLINE。
姉「機嫌よく帰ってきたみたいです」
はあ、、、ショートステイから帰ってきたか、、、憂鬱だ、、、
夜
介護で在宅の主人がご機嫌斜め。
ああ、もう本当に死のうかな。
仕事してなかったらポイっと死ねるのかな、、、
今死んだら仕事の後始末で主人に迷惑がかかるよなあ、、、
2019/3/7
朝
主人の母が二階に上がってくる足音が聞こえる。
ああ始まった、、、
母「Mさん、私の財布知らん?」
「知りませんっ。タンスの中とか探してくださいっ!」
5分後
母「Mさん、私の財布知らん?」
「知りませんっ。二階に来ないでくださいっ!」
5分後
母「Mさん、何回もごめんやけど、これなんやろか?8月3日て書いてあるけど」
手にしたメモを見ると、2年前に私が書いたメモ。
「通帳はMが預かっていますって書いてますやん」字も読まれへんのかいっ!
母「通帳がないんやけど、知らん?」
、、、。日本語を理解できない日本人と会話する無意味さ。
昨夜からの私の死にたいモードはぐんぐん上がっていく。
2019/3/7
昼過ぎ
ひとまず主人と気分転換のお出かけデート。
美術館でお釈迦様のお顔をたくさん拝み、
ショッピングモールで主人のニット帽やら 私の傘やらを購入。
おいしいランチもいただいて
ああ、昨日早まって死ななくてよかった!
楽しいことをすればまだ気分があがる余地がある。
まだ死ねない。
ただ毎朝極楽にいるであろう母に
「はやくKAとTAをそちらへ連れて行ってください」
とお祈りは欠かさない。